ドライブ技術:下回転ボールと上回転ボールへの対処法

卓球の技術

卓球の初心者が技術を学ぶ際に、フォアドライブは基本的な卓球の技術として重要です。

安定してフォアドライブができるようになると、下回転サーブに対する3球目のドライブや、ツッツキからの4球目のドライブなど、相手と向き合う中でドライブ技術を応用する機会が増えます。

しかし、サーブやツッツキをドライブで返すことができても、その後のフォアドライブでネットやオーバーすることがよくあります。特に、ボールが飛び過ぎるオーバーは一般的な問題です。

本記事では、下回転ボールに対してフォアドライブを行った後の返球への対応方法を紹介します。オーバーしないためのポイントを説明するので、ドライブに苦労している方はぜひ参考にしてください。

 

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下回転ドライブ後の返球でのオーバーしないための方法は?

フォアドライブをマスターした後に直面する一般的な問題は、下回転ボールへのフォアドライブ後の返球でのオーバーです。

オーバーが頻発する主な原因は、ボールの回転の変化にあります。下回転ボールへのフォアドライブで、その回転を上回転に変えることになります。その結果、返球は上回転のボールとなります。

上回転ボールに対しても同じ方法で返球すると、オーバーになる可能性があります。そのため、ドライブを練習する際には、ボールの回転の変化を意識しながら練習することが重要です。

 

フォアドライブでの下回転と上回転への対処法

まずは、下回転ボールに対するフォアドライブの際のオーバーしないための連続ドライブの技術を学びましょう。下回転ボールへの対応では、膝を曲げ、腰を右に回転させ、ラケットを下から上にラケットを振ります。

一方で、上回転ボールへの対応では、膝は曲げずに固定し、腰を右に回転させ、ラケットを後ろから前にラケットを振ります。これが基本的なコントロールの方法です。

 

ドライブのやり方のコツと技術

ドライブのコントロール方法を理解したら、技術を向上させるための5つのコツを紹介します。これらのコツをマスターすれば、連続展開が可能になります。

1. ラケットを振る方向の変更

ラケットを振るの方向を変えることが重要です。下回転へは下から上へ、上回転へは後ろから前へラケットを振りします。

ラケットを振る方向を変えるだけで、オーバーやネットの数を減らすことができます。

2. ラケット角度の調整

次に大切なのは、ラケットの角度を調整することです。

下回転には、ラケットを相手の方向に傾けて(地面に対して約80~90度)、上回転には、ラケットを斜め下に傾けて(約45度)ラケットを振りします。これにより、ドライブの精度を高めることができます。

3. 素早い位置戻り

ドライブの後は、素早く元の位置に戻ることも重要なコツです。

ドライブを行った後にすぐに元の位置に戻ることで、次のボールに迅速に対応でき、オーバーやネットを減らすことができます。

4. リラックスしてプレイする

ドライブを行った後は、肩や手をリラックスすることが大切です。ボールと接触する瞬間はラケットをグッと握るのが自然ですが、ボールを返した後はリラックスすることが重要です。

これにより、次の動作にスムーズに移行でき、オーバーヤネットを減らすことができます。ラケットを握りぎると振るスピードが落ち、タイミングが上手くとれないこともあります。

5. 常に動き続ける

ドライブを行う際は、足を止めないことが重要です。

ボールは常に異なる位置に飛んでくるため、同じ位置から行うと、手だけでの調整が必要になり、オーバーヤネットにつながります。常に動き続けて、適切な位置でボールと接触することを心掛けましょう。

 

ドライブの上手な練習方法

下回転と上回転へのドライブのコントロールを学んだ後、それを安定させるための練習方法を紹介します。多球練習と実践に近い練習の2つの方法があります。

多球練習

回転の異なるボールを交互に返す

多球練習では、下回転と上回転のボールを交互に返す練習を行います。

特にラケットを振る方向とラケットの角度に注意を払いましょう。これにより、オーバーやネットを減らすことができます。

フォア半面での練習

一定レベルに達したら、下回転と上回転のボールをフォア半面で交互に返す実践的な練習に移ります。

この際、足を止めずに動きながら返すことが重要です。この練習を通じて、実践で動きながら返すテクニックが向上します。

実践に近い練習

サーブからの3球目と5球目に展開するための練習

多球練習でドライブのコントロールが可能になったら、実践を想定した練習に移りましょう。まずはサーブ練習から始め、下回転サーブに対してツッツキで返球し、そのツッツキにフォアドライブで応じます。

次に、返球されたブロックに対して再びドライブを返します。実践では戻りが遅れがちなので、練習では特に戻りの速さに注意しましょう。

レシーブからの4球目と6球目の練習

レシーブ練習では、相手の下回転サーブにツッツキで返し、その返球にフォアドライブで対応します。

その後、返球されたブロックにもドライブで対応します。レシーブからの練習では、ツッツキ後の動きが遅れやすく、その結果、オーバーやネットが増えることがあります。各ボールを流した後の素早い戻りに集中しましょう。

 

ドライブをコントロールする際のオーバーやネットを減らすポイント

ドライブのコントロールでオーバーやネットを減らすには、ラケットを振る方向と角度に注目することが重要です。下回転には下から上に、上回転には後ろから前にラケットを振ります。

また、ラケットの角度は、下回転では立てて、上回転では下向きに調整することで、オーバーを減らせます。練習では、これらの点に焦点を当てましょう。

 

まとめ

この記事では、ツッツキなどの下回転ボールに対するフォアドライブの後のブロックへの対応方法を紹介しました。

特にフォアドライブを習得している初心者から中級者は、下回転へのドライブの返球でオーバーしやすいです。このような結果を減らすためには、ラケットを振る方向とラケットの角度を意識することが重要です。

これらのポイントを練習に取り入れることで、オーバーやネットを減らすことが期待できます。

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