「簡易書留の荷物を追跡できるのかな?」と疑問に思うことがありますよね。噂では「できる」とも「できない」とも言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
チケットなどを送る際に、追跡できるととても便利ですよね。さて、簡易書留の追跡サービスについて詳しく見ていきましょう。
簡易書留は荷物追跡が可能?
追跡サービスは以下の郵便方法で利用できます。
- ゆうパック : サイズや配送地によるが、基本的には基本運賃に加えて390円
- レターパックライト : 一律370円
- レターパックプラス :一律520円
- 特定記録 : 基本運賃+160円
- 一般書留 : 基本運賃+435円
- 現金書留 : 基本運賃+435円
- 簡易書留 :基本運賃+320円
※ここでいう基本運賃とは、通常の郵便物を送る際の料金のことです。
簡易書留には、きちんと追跡機能が付いています。
以下のリンクから追跡情報を確認することができます。
ゆうパックやレターパックといった他の追跡可能な郵送オプションの中でも、簡易書留は手軽に利用できる選択肢の一つと言えるでしょう。
受け取り人への直接手渡しもされるため、安心して使えますし、料金も手頃なのが嬉しいポイントですね。
簡易書留の追跡機能には注意が必要!
簡易書留の利用を考えている方は、その追跡機能が一般書留や他の郵送サービスと比べて限定的であることを把握しておくことが大切です。具体的には、簡易書留の追跡情報は発送と配達の2点のみが確認でき、途中経過の追跡はできません。
他の郵便サービスでは荷物の配送途中の状況も確認できる追跡ポイントがありますが、簡易書留では発送後の直接の配達完了情報のみが提供されます。
そのため、途中の荷物の動向は把握できない点に留意してください。追跡情報に更新がなくても、配送はしっかりと行われていますので心配はいりません。ただし、配送状況が「配送中」になったら、到着まで少し時間がかかるかもしれません。
また、簡易書留はポストへの投函やコンビニエンスストアからの発送には適していません。追跡番号を受け取るためには、地元の郵便局に行って手続きをする必要があります。手続き完了後、追跡番号が発行され、郵便局のウェブサイトで配送状況を確認できるようになります。
簡易書留の追跡情報の利用期間について
簡易書留を含む郵便局の追跡サービスでは、郵便物が処理されてから約100日間、国際郵便に関しては約12ヶ月間の追跡情報の提供があります。
これは想像以上に長い期間で、郵便物が届いた後も追跡情報を確認することが可能ですが、配達完了後は特に追跡する必要性は低くなります。
まとめ
簡易書留の追跡機能に関する大事なポイントをご紹介しました。追跡機能が完備されている一方で、その範囲には制限がありますので、その点を理解した上で利用しましょう。
追跡番号を取得するには郵便局への訪問が必要ですが、手続きは簡単なので、ぜひこのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。