「レターパックライト」と「レターパックプラス」を利用すると、それぞれのお問い合わせ番号を使用して配送状況を確認できます。
しかし、時に「お問い合わせ番号が見つかりません」というエラーメッセージが表示され、追跡ができないことがあります。
このエラーが生じる理由と追跡が可能になる方法について解説します。
レターパック追跡ができない主な理由
レターパックの追跡ができない主な理由は次の三つです。
- 誤って入力された「お問い合わせ番号」
- 郵便局による未引受
- 郵便局のシステムに反映されていない
これらの理由に対する具体的な対策もご紹介します。
誤入力された「お問い合わせ番号」
入力エラーや、与えられた番号自体の誤りが考えられます。
レターパックのお問い合わせ番号は12桁の数字です。
入力ミスがない場合は、送り主に番号の確認を依頼しましょう。
郵便局での未引受
送り主がまだ発送を完了していない可能性もあります。
お問い合わせ番号は、配送前から存在するため、送り主は発送前にも番号を伝えることができます。
送り主が確実に発送を行っているにもかかわらず追跡できない場合、郵便局での引受が遅れている可能性があります。
通常、郵便局の窓口で直接差し出すとすぐに引受とシステム反映が行われますが、ポストに投函すると集荷までシステム反映が遅れるため、少し待つ必要があります。
この場合、送り主に発送の日時と場所を確認してもらうことが大切です。
郵便局のシステム反映漏れ
通常は稀ですが、郵便局でお問い合わせ番号が正しく読み取られない場合もあります。
このような場合は、手間はかかりますが、番号を控えて最寄りの郵便局を訪れるか、カスタマーサービスセンターに問い合わせることをお勧めします。
レターパックの利用時の留意点
レターパックには「通過」ステータスが存在しない
レターパックを使う際には、他の郵便サービスと異なり、中継局を「通過」する情報がトラッキングに表示されません。そのため、「引受」と「到着」のステータスのみ確認でき、何か問題が発生した場合、到着までステータスが更新されないことがあります。
このような時は、問題があると疑われる際には迅速に郵便局に連絡することが推奨されます。追跡不可能な状態で配達が完了してしまうこともあるので、注意が必要です。
レターパックには損害賠償がない
レターパックは、「レターパックライト」と「レターパックプラス」を含む一律料金で追跡可能な便利なサービスですが、損害賠償は提供されていません。
荷物が届くまでお問い合わせ番号を大切に保管し、価値が高い品物を送る場合は簡易書留や一般書留などの他の方法を検討することをお勧めします。
レターパック利用のまとめ
ここではレターパックのトラッキングができない場合の原因と対処法、さらに注意点について解説しました。内容を振り返ると、お問い合わせ番号の確認、未引受の可能性、システムの遅延などが考えられます。
何か不明な点があれば、冷静に対応し問題解決を目指しましょう。この情報が皆さんの役に立てば幸いです。ご覧いただきありがとうございました！
